2010年9月7日火曜日

町中に隠れた福祉の心。

エレベーターに乗った時、少し低い位置にあるボタン。

皆さんは、このボタンの正体を御存知でしょうか?

もちろん車イスに乗った状態でも
希望するフロアへのボタンが押しやすいように
配慮されて、低い位置に設置されているのですが
もう一つ、このボタンにはトビラの横に設置された
ボタンとの違いがあります。

それは・・・

この低い位置のボタンの
  • 『開』を押すとトビラが開くまで少し時間がかかります。
  • 『開』を押すとトビラの開いている時間が少し長くなります。
これは、車イスに乗った方が慌てて転倒などの
事故に巻き込まれないための配慮です。

その他にも、町中で良く見かける点字ブロック。

最近では歩道の中央に敷かれる事が多くなってきました。

なぜかと言うと、従来の様に歩道の端に点字ブロックを
敷いた場合、放置自転車などで点字ブロックが
塞がれてしまうのを回避するための配慮だからです。

このように町中には、実に多くの福祉の心が隠されています。

いつも歩く、いつもの道。

いつもと違った視点で観察すると
意外と嬉しい発見があるかもしれませんね。

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